事業内容

喜多方市高郷町の北西に位置した磐見地区は、標高250Mから400Mの山間地にあり、5つの行政区(小土山、本村、大谷、地割、三方行政区)の総称です。
この地域は、特に高齢化、人口減少が進み、集落の維持活動、後継者不足、農地保全が大きな課題となっていることから、集落の枠を超え、5つの行政区協働による地域活性化活動を令和4年から行っています。地域の交流と助け合いによる里山資源の保全、景観維持と新たな地域内外との交流拡大を図り、地域を元気にすることを目的に設立された委員会です。


特産品販売
磐見地区は標高の高い田んぼ、畑で米、蕎麦、ざーさい、えごま、野菜、山菜等を栽培しています。朝夕と昼の寒暖差が大きく、川霧も発生することから、大変美味しい作物が採れます。
少子高齢化が進む地域ですが、可能な限り耕作断念地を増やさない取り組みとして、協働作業による効率化、労働の軽減、経費節減に取り組んでいます。
たとえば、蕎麦乾燥の共同化、出荷の一本化を図ったり、狩猟免許取得者が連携して有害鳥獣被害対策等を行っています。


地域内外との交流、関係人口の創出
地域を元気にするために、地域内外との交流、関係人口の創出に努めています。空き家を改装し農産物の加工場を開設、収穫祭(いわみ蕎麦祭り)を毎年開催し地域内外から参加いただいています。
また、鳥屋山山開きや棚田ウォーク等のイベントに出店し、いわみ蕎麦や特産品の販売を行ったり、いわみ蕎麦打ち講習会をふれあいランド高郷で定期的に実施しています。
いわみ蕎麦は磐見(いわみ)で栽培した蕎麦粉100%で手打ちした蕎麦で大変美味しい蕎麦となっております。


各種資格の取得
農産物加工、いわみ蕎麦提供のため、食品衛生責任者資格の取得を進めています。また、有害鳥獣被害対策のための狩猟資格、きのこ用ホダ木伐採のためのチェーンソー資格の取得者も増やしています。